令和7年6月の月替わり御朱印は、即身成仏(そくしんじょうぶつ)。
空海さんの大切な教えです。
身体を離れることなく、この身のままで仏となることを言います。
仏になる、とは、簡単に言えば、煩悩を脱し真理に目覚めることです。
密教以外の仏教では、その境地に至るには、生まれ変わり死に変わりを
とてつもない回数繰り返し、永遠とも思える時間が必要だと説いていました。
ですので、空海さんが、仏になるには、生まれ変わりを待たなくていい、
今のこの身のままでなれるのですよ、と言ったのは、とても画期的なことだったんですね。
成仏、とは、はるか遠い先にあるものではなく、今、この自分の中にすでにそのタネがある。
どの人の中にもそれはあるし、動物、植物、虫、生きとし生けるものすべてに、仏さまとなりうるタネが宿っている。
それを自覚して生きましょうというのですね。
金文字の梵字は「ボロン」
大日如来と一体となり、即身成仏の実現に近づくために唱える真言です。
※似た言葉に「即身仏(そくしんぶつ)」というのがありますが、こちらは修行者が瞑想ののちミイラとなること。
混同されがちですが、即身成仏とは全くの別物です。
あなたの中にも仏さまとなりうる種が眠っています。
その種をどうぞ大切になさってください。
過去に出した6月の御朱印もご用意しております。
令和4年6月「神変大菩薩」
令和5年6月「甘露の雨をそそぐ龍」
令和6年6月「稚児大師」
【頒布期間】
2025年6月1日〜6月30日
【受付時間】
午前9時〜午後5時
【頒布場所】
傳法院 寺務所
【初穂料 / 納経料】
800円
【郵送対応について】
郵送頒布はこちらのページからお申し込みください。
オンラインショップでの申込は24時間いつでもどうぞ
【参拝される方へ】
書き置きのみです
サイズ Ａ５ 御朱印帳見開き2ページ分
絵は印刷、寺院名は手書きです（副住職作）
御朱印帳2ページ分の大きさの書置き御朱印。
半分に折り、のりなどで御朱印帳に貼っていただくか、
クリアファイルなどにそのまま保管ください。
折らずに貼れる、見開きサイズの御朱印帳もいろいろ市販されていますので、探してみてください（こちらでの取り扱いはありません）。
令和6年4月の御朱印「神変大菩薩」はこちら
令和5年6月の御朱印「甘露の雨をそそぐ龍」はこちら
令和4年6月の御朱印「稚児大師」はこちら
納経について
写経をお納めになる方は、こちらのページから。
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